 「手のひら島はどこにある」佐藤さとる著 フォア文庫Ｂ０７４ ( No.1 ) |
- 日時： 2002/08/12 18:36
- 名前： 唐鳥える
- 偶然にもわたしがこれを読んだころ、兄が「誰も知らない小さな国」を読んでいて、「佐藤さとるはいい！」とふたりで盛り上がっていました。思えばわたしの小人もの初体験で、ここからいぬいとみこやメアリー・ノートン、そしてトールキンへとつながっていったのでした。(^^)
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| 「トムは真夜中の庭で」フィリパ・ピアス著 高杉一郎訳 岩波少年文庫２０７９ ( No.2 ) |
- 日時： 2002/08/13 22:02
- 名前： 唐鳥える
- バスで３０分の子供図書館で読み終え、帰りの道中ずっと一緒に行った友達にあらすじを語り続け、別れる前に連れて行ってくれたおばさんに「よっぽど面白かったのね」と言われ、はじめて自分が怪しい行為をしていたと気づきました。
楽しかったのは、生垣の穴をくぐったりして遊ぶ庭での様子で、まるでそのころの自分の遊びとそっくりでした。
心に響いたのは、ハティの夢とトムがシンクロして交わっているところで、これに「時空のゆがみが作用して・・」などと説明がつけばＳＦになるのでしょうが、そうでないところがファンタジーしてると思いました。(^^)
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| 「フレデリック」レオ・レオニ作絵 谷川俊太郎訳 好学社 ( No.3 ) |
- 日時： 2002/08/13 22:09
- 名前： 唐鳥える
- 絵本です。中学生の時、原国の先生が「詩人の本質をくっきりと表している」と紹介して下さいました。当時作家になりたいと思っていたので、いつの日にかフレデリックのような者になりたいと思いましたが、今日に至るです。(^_-)
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| 「はじめてのおつかい」筒井頼子作 林明子絵 福音館書店 こどものとも傑作集５６ ( No.4 ) |
- 日時： 2002/08/13 22:30
- 名前： 唐鳥える
- 林明子さんの絵本をコレクションしていました。絵の中に隠されている小さなストーリーが好きなのです。例えば「はじめてのおつかい」１５ｐに、掲示板の絵があって、
１．まいごの猫
２．絵画教室
３．音楽教室
の掲示が貼ってありますが、それれは８ｐ９ｐにちゃんと描き込まれているのです。気になっているのは１８ｐの黒いサングラスのおじさん。この人は「いもうとのにゅういん」「あさえとちいさいいもうと」「とんことり」にも出てきます。誰なんだろう、と思いながら、知らなくてもいいことかなあ、とも思います。
そうそう、「とんことり」には「朝絵新聞」と「彩子」という看板が描かれています。これは「あさえとちいさいいもうと」の姉妹の名前でした。やっぱり見飽きません。
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