 たつみや章さん ( No.1 ) |
- 日時： 2003/05/11 15:13
- 名前： ハイタカ
- 日本の神様について書かせたらピカイチではないでしょうか？優しい言葉を使いながら、本質をずばりと、それも容赦なく着いてくる文章。ユーモアも忘れず、決して「ア〜面白かった」では終わらせずに、深く深く、文章が、心に根を下ろすそんなお話作りをしている方です。
もしかして・・・おこってる？と思ってしまうほど、（ジョン・バーニンガムのように）忘れられていく古きよきものについてたくさん書いてます。
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| ぼくの稲荷山戦記/ 講談社 ( No.2 ) |
- 日時： 2003/05/11 15:23
- 名前： ハイタカ
- 神様三部作といわれている中の一冊です。
代々稲荷神社の巫女を勤める守るの家にやってきた下宿人。長髪に着流し。アブラアゲ好きの美青年、守山さんは実は・・・
太古の昔から宿っていた大切な存在、忘れかけている現在。今の社会が抱えている問題を決して、一方向から書くのではなく、両方の視点から書く。環境を守ること、会社を守ること、その矛盾
児童書ですが、大人も読むべき本だと思います。
だって、私この問題聞かれてもきっと答えだせないもん
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| 夜の神話/講談社 ( No.3 ) |
- 日時： 2003/05/11 15:34
- 名前： ハイタカ
- 現実は、想像を超えてしまった。
マサミチは田舎暮らし外野でむしゃくしゃして自転車で、カエルをひき殺してしまう。そのタイドに怒った神様に「サトリ饅頭」を食べさせられてしまい人間以外の存在に気づくことに・・おまけにツクヨミさまの使いの、ウサギに身体をのっとられ手姉妹ウサギの姿に・・
これで終わらないのがたつみやさん！父の会社の、大好きなスイッチョさんが全身青白い炎に包まれていて、命が危ない！どうやら原因は父の会社にあるらしい・・・
原子力発電所の問題を真っ向から取り組んだ作品。発電所事故の場面は茨城で起こった事故とオーバーラップしてしまう。この話は、あの事故が起きる前に書かれていた。
この話の中ではツクヨミ様たちが助けてくれたけど・・・
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| 水の伝説/講談社 ( No.4 ) |
- 日時： 2003/05/11 15:42
- 名前： ハイタカ
- 東京の学校ではうまくやれなかった6年生の光太郎。山村留学してきた白水村は、とても楽しく・・・しかし河童らしきものを助けた夜、原因不明の高熱に襲われ・・・・
私の好きな竜神様の出てくる（はっ！ネタバレ？）お話。
人と自然。人と神。忘れていく現代社会に警鐘を鳴らしてくれています。
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和製ファンタジー