ホビット暦について

追補篇によれば、ホビット暦は「万年暦」で、曜日は毎年固定です。これを知った時、「すごい!」と叫んでしまいました。
簡単に言えば
「毎月30日」月を考えない「ユール2日(大晦日と正月)」&「ライズ(夏至)の前後2日&曜日を考えないライズ中日(夏至当日)1日」という設定がそんな大技を可能にしてしまったのですね。
   ※一年365日=7日×52週(364日)
1日30日×12ヶ月(360日)+ユール2日&ライト前後2日(4日)ライズ1日
つまり、お正月は毎年「2のユール」で土曜、1月は毎年必ず日曜から始まり、12月は木曜日で終わるわけです。閏年は「ライズの重日」として曜日なしとして処理します。またこの回り合わせで、「一日の金曜日」は存在しません。
   ※「(夏染み月の)一日の金曜日に」・・あり得べからざる出来事が起こりそうな日を指していうホビット庄の冗談めいたいい方
     (教授!凝りすぎです)
ちなみに、金曜日が我々の日曜日に当たります。なお、指輪物語はすべてホビット暦に換算されているそうです。


赤龍館
で高橋誠さまが、ホビット暦のグレゴレオ暦への対応についての提案をなさっています。またsuchowan's Home Page」(天文と暦のページ)で須賀隆さまが変換プログラムを作っていらっしゃいます。このプログラムを使って
「夏至の日」を基準としたカレンダーを作成しました。なお、2004年は我々の暦では閏年ですが、このプログラムでは再来年に閏年処理をするようです。


ホビット暦2006年

新年度版が出来ました。
相変わらず、本当の日付(各日付の下の小さい数字)はあてにならないかもしれません。
間違いがあったらごめんなさい!!
↓クリックすると、とても大きな画像になります。(240KB)
もしよかったらダウンロードして使って下さい。
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