 今宵銀河を杯にして ( No.4 ) |
- 日時： 2002/10/19 17:23
- 名前： d-ayan
- 続けて、ＳＦです。（私の中で、ＳＦとＦＴってほぼ同義なもので。）
作 神林長平 早川ＪＦ
私は、これを読むとお酒が飲みたくなるという作品です。未来の戦争ものですが、明るい諦観というか、なんか、神林さんらしい、作品です。
神林さんの作品の中では、
「完璧な涙」が好きだなあ。
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| 流れよ、わが涙と警官は言った ( No.5 ) |
- 日時： 2002/10/19 17:26
- 名前： d-ayan
- 涙つながりで、フィリップ Ｋ ディックの作品もあげてしまいましょう。
これも、ラストシーンがいい！
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| ウンディーネ ( No.6 ) |
- 日時： 2002/10/19 17:37
- 名前： d-ayan
- 涙というと、私は、この作品を思い出します。
人魚姫の原型である、ウンディーネの物語は、妖精物語とキリスト教のはざまにゆれるヨーロッパの香りがしてすごく好きです。
以下、ネタバレになります。読んでない方は見ないでね。
人間の愛を得ると魂を得るが、裏切られると、復習をしなければならない精霊のさがをまっとうするウンディーネ。（ここらへんアンデルセンとは違います。人魚姫は自己犠牲の話になりますし）
ウンディーネの「魂は重い荷物」
とラストの「あの方を涙で殺しました」
の台詞は、胸を打ちます。
アンデルセンの人魚姫より、私はこちらの話のほうが好きなんです。
作 すみません、忘れました、
絵 アーサーラッカム（こっちは覚えてるのに）
新書館
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| 白雪姫 ( No.7 ) |
- 日時： 2002/10/19 17:48
- 名前： d-ayan
- 人魚姫がでたら、やはり次は白雪姫でしょう。
(^_^)
子供の頃、すごく好きだった本がこれです。
なぜかといいいますと、これは、どこからか出ていたレコードつき絵本の中の一冊で、中でも一番よくまとまっていたから。
本とレコードはどこかに散逸（人に貸したら帰ってこなかった）のですが、今でもこの白雪姫の歌は、すべて歌えます。
ですので、姪たちにお話をせがまれたときは、もっぱら、（北島マヤのように）これを話します。
「まわれ、まわれ、毒のかたまり♪〜」
「幸せいつか、いつかきっとくる♪〜」
絵本は黄色っぽく、レコードジャケットは青
その他、クリスマスソング集とか、
ハンメルンの笛吹きとかがあった気がします。
もし、ご存知の方は、教えてください。
出版元不明
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| ダルタニヤン物語 ( No.8 ) |
- 日時： 2002/10/19 17:56
- 名前： d-ayan
- 三銃士です。
アトス・ポルトス・アラミス・ダルタニヤン
は、実は、朝にやっていた「宝塚」のＴＶ放送でより夢中になりました。
ＬＯＴＲの公式ＢＢＳでも書きましたが、最初はアトスが好きでしたが、最後の最後で、ポルトスに大逆転されました。ポルトス素敵いい。
実は、このときの宝塚の歌も歌える自分が怖い。
作 アレクサンドル・デュマ 講談社
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| アンジェリク ( No.9 ) |
- 日時： 2002/10/19 18:12
- 名前： d-ayan
お庭のＢＢＳにも書きましたが、アンジェリクには、相当つかまりました。
ペイラックのジョフレが、私の初恋といって間違いないでしょう。
以下、ネタバレあります。読んでない人は注意１
木原さんの漫画の方で、ジョフレが死刑を前に歌う「人に嫌われる蛇だとて望んで蛇になったわけではないだろう、同じ命宿すなら人に、選べるならば王家にこそ生まれたかったというはずだ。（中略）それでも人と生まれたからには、緑の風を身にまとい威風堂々生きてみよう」
のところは、アイデンティティの一部になっているくらいです。
原作のほうも、読破しましたが、木原さんのほうがまとまっていて、また、日本人的感性が随所にみられて、好ましいです。
（でも、原作の嫉妬深い、少し身勝手な、人間らしいジョフレも捨てがたい）アンジェリクは原作のほうがたくましくて色気があって好きなのですけど。
原作Ａ＆Ｓゴロン夫妻 講談社
漫画 木原敏江 秋田書店
木原敏江さんの漫画は、大好きなですが
「天まであがれ」「夢の碑」（とくに風恋記）がいとおしいです。
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| 妖精王 ( No.10 ) |
- 日時： 2002/10/19 18:21
- 名前： d-ayan
- 漫画のＦＴといえば、妖精王ははずせないでしょう。
水の指輪の探求者であるジャック（爵）は、フロドをアラゴルンを足して２で割ったような感じ。
ク・フリンの名を私はこれで初めて知りました。
作 山岸涼子
白泉社（いまは違うかも）
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| Ｒｉｎｇ ( No.11 ) |
- 日時： 2002/10/19 18:29
- 名前： d-ayan
- コミックのＦＴは数々ありますが、そのものずばり、Ｒｉｎｇという漫画があすかコミックからでてました。
失われた聖王国シグルーン（別名妖精の王国）を復活させるために、ウロボスの輪（王冠）と輪の女王を探す旅。
ＦＴファンならわくわくする筋立てそして、創りこまれた世界観、なのですが、この話、途中でストップしております。
続きが読みたいよおお。
作 市野治美
角川書店
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| ワンピース ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ ( No.12 ) |
- 日時： 2002/10/19 18:39
- 名前： d-ayan
- いいのか、ここにこれを出して。と自問自答しましたが。
多分だれでも知っている、
漫画「ワンピース」
姪が余りにかわいい声で、「ワンピーシュ」と騒ぐので購入し、ハマってしまった作品です。
最初は、ゾロが、今は、サンジがお気に入りです。（プリンスウウ）動かしやすいのか、サンジくん活躍してるし、ね。
おっと、忘れちゃいけない、赤髪のシャンクスは、また別格ということで。（けっこう、クロコダイル好きだったなあ）
でも、ひとつつなぎの財宝って、リングを思い出しますよね。
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| ローマ人の物語 ( No.13 ) |
- 日時： 2002/10/19 18:56
- 名前： d-ayan
- 純然たる、歴史の本です。
ですが、欧州を知るには、ローマとキリスト教は避けて通れない道です。
（あと、イギリスなら、シェークスピア）
現在、ローマ在住の作者塩野さんが、年に１冊のペースで刊行している、ローマ帝国の物語です。
塩野さんは、代表作の「チャーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」のタイトルからも分かるように、卓抜した言語センスをもっていらっしゃいます。
その文体のすばらしさは、乾いた官能とでもいうべきでしょうか。私は、この本でユリウス・カエサルからアウグストゥスの見方を覆されました。
ローマ人の物語 塩野七生 新潮社
その他
「海の都の物語」
「わが友マキアヴェッリ」
「ルネサンスの女たち」
「神の代理人」
など、など、多数の作品があります。
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いとしの本たち