 サーカスの小人とおじょうさん ケストナー作 ( No.19 ) |
- 日時： 2002/08/30 19:56
- 名前： 北国のあき
- ケストナーの作品、好きです。一番最初に読んだのは「ふたりのロッテ」でした。岩波の全集の別巻に「サーカスの小びと」という作品があるのですが、これはその続編です。背丈が５㎝の男の子とサーカスの魔術師の間の愛情が何とも素敵です。二つの作品をあわせて読むと魅力は倍増ですね(^_^)
|
| 雪の中の三人男 ケストナー作 ( No.20 ) |
- 日時： 2002/08/30 20:02
- 名前： 北国のあき
- 上でご紹介した「サーカスの～」が読み手を子供と考えて書かれた作品ならば、この作品は大人に向けた作品です。それも実際にありそうで実はおとぎ話のようなある意味でのファンタジーだとわたしは思っています。
ある百万長者がふとした切っ掛けと思いつきで貧乏人に扮して世の中を見ようと思います。そこへこちらは金持ちに扮することになった忠実な執事と失業中の好青年が一緒になって・・・・・。
痛快な結末の最後にもユーモアが漂うところがケストナー！！と感じます(^_-)
|
| カロリーヌのつきりょこう ピエール・プロブスト作・絵 ( No.21 ) |
- 日時： 2002/08/30 20:12
- 名前： 北国のあき
- カロリーヌのシリーズはわたしが動物好きになった切っ掛けの本だと思います。小学館から出ていた本は古くてボロボロになった今でも宝物です。
子犬のユピー、黒猫のノアロー、黒と白の子犬のボビー、・・・・。シリーズの中でも「つきりょこう」は子供心にものすごくインパクトがありました。
現在ＢＬ出版から出ていますが、絵も訳も新しくなっているのでまたちがった味になっていますね。
（わたしのお気に入りはやはり古い本の方です(^o^)）
|
| キャッツ T.S.エリオット：文 エロール・ル・カイン：絵 田村隆一：訳 ( No.22 ) |
- 日時： 2002/08/30 20:18
- 名前： 北国のあき
- エロール・ル・カインが好きです！！（以前にも叫ばせていただいたような：笑） 中でも一番がこの「キャッツ」と「魔術師キャッツ」。どちらもエリオットの詩にカインが絵をつけて田村隆一さんが訳した・・・という、絵良し、言葉良し、猫好きの魂良しの本なのです(^^)
特に「シャムネコ」の絵が好きです
ピンとくるかた、いらっしゃるのでは・・・・？
|
| ふしぎな家の番人たち ルーシー・Ｍ・ボストン作 ( No.23 ) |
- 日時： 2002/08/30 20:27
- 名前： 北国のあき
- ボストン夫人の「グリーン・ノウ」シリーズでおなじみのマナーハウス。あの古い館の物語がここにもう一つあります。
今度は館よりもそこにある「古いもの」たちが中心で、そのものの奥深く眠っている「あのとき」の物語に入り込んでいきます。時間の流れが残していったいくつもの出来事が少年トムの目の前に流れはじめる・・・。短い作品ですが、グリーン・ノウで味わったと同じ時を越える感じを味わえます
|
| リンボウ先生ディープ・イングランドを行く 林望 ( No.24 ) |
- 日時： 2002/09/17 20:21
- 名前： 北国のあき
- 「イギリスはおいしい」を最初に手に取ってから林望さんの本とは長いおつきあいです。この本は林さんが撮った写真も載っていてイギリスを感じることが出来るんです。剣を携えた騎士たちが馬を走らせていてもおかしくない風景もたくさん。そういう中にふとエアコンの室外機があったりして（笑）
きっと一生行くことのない憧れの国をのぞかせてくれる本です
|
| ハロウィーンがやってきた レイ・ブラッドベリ作 ( No.25 ) |
- 日時： 2002/09/17 20:34
- 名前： 北国のあき
- 来月はハロウィーンがありますね。この本を読むまではハロウィーンがどういうものなのか、今ひとつわからないでいました。
謎の怪人マウンドシュラウド氏と８人の少年たち。不思議な祭りの夜に時をさがのぼり、古代エジプト、ローマ、パリ、そしてメキシコへ・・・・。
イラストがまた素晴らしい。ジョゼフ・ムニャイエ・・・ブラッドベリの「十月はたそがれの国」のイラストも彼でした。ブラッドベリのファンタジーともオカルトとも言える文章にピッタリの絵です。
|
| クリスタル・ドラゴン あしべゆうほ作 ( No.26 ) |
- 日時： 2002/09/22 21:28
- 名前： 北国のあき
- 少女の頃にあしべさんのデイモスを心の恋人にしていたわたしは次にクリドラのレギオンに乗り換えました(^o^)
このコミックはケルトの香りが沢山でまだ全然ケルトを知らなかったわたしにはとても新鮮だったのです。加えてコミックらしさも多く盛り込まれ、大好きでした。今もその気持ち、続いています。
|
| 犬夜叉 高橋留美子作 ( No.27 ) |
- 日時： 2002/09/22 21:34
- 名前： 北国のあき
- コミック続きということで(^_-)
「巫女」という存在がとても気になるときがあります。
「霊力」「妖怪変化」などなど。
「犬夜叉」はそういう存在を集めて作り上げた高橋さん独特の世界。いつものオチとギャグは健在で、なおかつシリアスな展開の行き先がとても知りたくなる・・・。
殺生丸さま・・・・
|
| ケルト・ファンタジィ 井村君江：文 天野喜孝：画 ( No.28 ) |
- 日時： 2002/09/22 21:42
- 名前： 北国のあき
- 天野さんの素晴らしい絵に酔いながらケルトの幻想を夢見ませんか(^^)
この本にはアーサー王伝説をはじめ、いろいろな幻想が詰まっています。共通点は副題にもなっている「英雄の恋」。
ケルト音楽のＣＤを流してこの本を開くとすでに心は遠いアイルランド・・・・
いつか本当に訪れてみたい地です
|
とても好きな本たち